G11 TOOLS / UNIT 01
Web制作 見積・利益計算
ツール
工数・時間単価・外注費・粗利率から、最低受注額と推奨見積額を計算します。相場から価格を当てるのではなく、あなた自身の条件から採算を出すツールです。
[ SECURE ] この計算ツールに入力した内容はサーバーへ送信・保存されません。ページを再読み込みする、別のページへ移動する、または閉じると消去されます。
01計算方式
自分の時間を売っているのか、社内原価に対して粗利を乗せているのかで、必要な入力が変わります。
02案件テンプレート
必要になりやすい作業項目を展開します。工数の参考値は入れていません。自分の案件に合わせて追加・削除してください。
画面表示と、あなたが押したときのコピー・相談への引き継ぎにだけ使います。保存はしません。
03作業明細
「数量 × 1単位あたりの時間」で合計時間を出します。外注する作業は、その行に外注費(税抜)を入れてください。
合計 時間
04リスクバッファ・経費
想定外の差し戻しや調査に備えて、作業時間に上乗せする割合です。外注費と確定経費には掛けません。
素材購入、交通費、撮影、ライセンスなど。税抜で入力してください。
05時間単価
これを下回るなら受けない、という基準です。
通常確保したい水準です。推奨見積額の根拠になります。
05原価・粗利
給与だけでなく、会社負担分や固定費の配賦まで含めた金額を想定しています。
06現在の見積予定額任意
いま出そうとしている金額があれば入力してください。安全かどうかの判定が出ます。
07表示設定
[ BREAKDOWN ]
- 通常作業時間
- 時間
- リスクバッファ時間
- 時間
- リスク込み作業時間
- 時間
- 外注費
- 円
- その他直接経費
- 円
- 損益分岐額
- 円
- 見積予定額(税抜)
- 円
- 現在額との差額
- 円
- 実質時間単価
- 円 / 時
- 想定粗利益
- 円
- 想定粗利率
- %
[ RESULT ]
推奨見積額(税抜)
円
税込参考額 円
最低受注額
円
値引き可能額
円
-- 見積予定額を入力すると判定します
「相談する」を押すと、案件名と案件の種類だけを引き継いだ状態でお問い合わせページを開きます。計算結果は引き継ぎません。伝えたい場合は「結果をコピー」で貼り付けてください。
[ CHECK ]
使い方
-
STEP 01
計算方式を選びます。自分の作業時間を売っているならフリーランス向け、社内の人件費に粗利を乗せて売っているなら制作会社向けです。
-
STEP 02
案件テンプレートを選び、展開された作業項目に工数を入れます。不要な行は削除し、足りない作業は追加してください。
-
STEP 03
時間単価または原価・粗利率を入れると、最低受注額と推奨見積額が出ます。いま考えている金額を入れれば、その金額が安全圏かどうかも判定します。
このツールで分かること
- この条件なら、いくらより下では受けてはいけないのか(最低受注額)
- 本来いくらで出すべきなのか(推奨見積額)
- いま考えている金額は安全か、危険か
- その金額で受けたとき、実質いくらの時間単価・粗利になるのか
- 値引きを求められたとき、いくらまでなら下げられるのか
- 見積もりから抜け落ちやすい作業が入っているか
計算方法と用語
共通の考え方
総作業時間 H = Σ(数量 × 1単位あたりの時間) リスク込み作業時間 Hb = H × (1 + リスクバッファ率) 外注・直接経費 E = Σ外注費 + その他直接経費
リスクバッファは作業時間にだけ掛けます。外注費と確定している経費は、想定外の事態が起きても金額が増えるとは限らないためです。
時間単価方式(フリーランス向け)
最低受注額 = 切り上げ(Hb × 最低時間単価 + E) 推奨見積額 = 切り上げ(Hb × 目標時間単価 + E) 実質時間単価 = (見積予定額 − E) ÷ Hb 値引き可能額 = 推奨見積額 − 最低受注額
原価・粗利方式(制作会社向け)
総原価 C = Hb × 社内原価時給 + E 損益分岐額 = 切り上げ(C) 最低受注額 = 切り上げ(C ÷ (1 − 最低粗利率)) 推奨見積額 = 切り上げ(C ÷ (1 − 目標粗利率)) 想定粗利益 = 見積予定額 − C 想定粗利率 = (見積予定額 − C) ÷ 見積予定額 値引き可能額 = 推奨見積額 − 最低受注額
計算例
制作会社向け/総作業時間80時間、社内原価時給3,000円、リスクバッファ15%、外注・直接経費70,000円、最低粗利率15%、目標粗利率30%、5,000円単位で切り上げの場合。
リスク込み社内作業原価 = 80 × 3,000 × 1.15 = 276,000円 総原価 = 276,000 + 70,000 = 346,000円 損益分岐額 = 350,000円 最低受注額 = 346,000 ÷ 0.85 = 407,059円 → 410,000円 推奨見積額 = 346,000 ÷ 0.70 = 494,286円 → 495,000円 値引き可能額 = 85,000円
用語
- リスクバッファ
- 差し戻し、仕様変更、調査の長期化など、見積もり時点で読み切れない分を作業時間に上乗せする割合です。低5%は仕様が固まっている案件、標準15%は通常、高25%は既存環境の調査が必要な案件が目安になります。
- 最低受注額
- これを下回ったら受注しないと決めておく金額です。値引き交渉の下限になります。
- 推奨見積額
- 目標とする時間単価または粗利率を確保できる金額です。最初に提示する金額の基準になります。
- 実質時間単価
- 提示額から外注費・経費を引いた残りを、リスク込みの作業時間で割った金額です。リスクが顕在化した場合でも下回らない水準として見ています。
- 粗利率と原価率
- 粗利率は「売上に対する粗利の割合」、原価率は「売上に対する原価の割合」で、合計すると100%になります。原価に対して何%乗せるか(掛け率)とは別の数字なので、混同すると粗利が想定より薄くなります。
[ ADVISORY ]
この案件、本当にこの見積で
進めて大丈夫ですか?
工数の整理、見積設計、制作体制、外注範囲まで、Web制作の現場を理解した立場からご相談を承ります。案件の一部を外部パートナーへ切り出したい、というご相談も歓迎です。
よくある質問
入力した金額や案件名は保存されますか?
保存されません。計算はすべてお使いのブラウザ内で行われ、サーバーへの送信もアクセス解析への送信も行いません。ページを再読み込みする、別のページへ移動する、閉じるといずれの入力も消えます。例外は「相談する」ボタンを押した場合だけで、このときも引き継ぐのは案件名と案件の種類だけです。ブラウザのタブ内で一時的に保持し、お問い合わせページで読み出した直後に削除します。工数・単価・粗利などの試算結果は引き継ぎません。
相場の金額は出ますか?
出しません。このツールは市場相場から価格を当てるものではなく、あなたが入力した条件から採算を計算するものです。参考工数も、断定的な数値は初期値に入れていません。
フリーランス向けと制作会社向けは何が違いますか?
フリーランス向けは「自分の時間をいくらで売るか」で計算します。制作会社向けは「社内の原価に対して何%の粗利を乗せるか」で計算します。一人で完結する案件は前者、社内に複数人の作業者がいて固定費を配賦している場合は後者が実態に近くなります。
金額は税抜ですか、税込ですか?
入力・計算はすべて税抜です。推奨見積額にだけ、参考として税込額を併記しています。消費税率は表示設定から変更できます。
計算結果をそのままお客様へ提出できますか?
正式な見積書としては使えません。このツールは受注する側が採算を確認するためのもので、見積書・請求書の発行機能はありません。
注意事項・免責事項
- 計算結果は、入力された条件にもとづく試算です。実際の受注可否、適正価格、利益を保証するものではありません。
- 案件テンプレートの作業項目は、必要になりやすい作業を展開するためのもので、すべての案件に必要な項目を網羅するものではありません。
- 本ツールの利用によって生じたいかなる損害についても、責任を負いかねます。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
- 入力内容の取り扱いについてはプライバシーポリシーも併せてご確認ください。