AI & DATA POLICY
AI・データ取扱方針
業務で使うからこそ、
- 制定日
- 最終改定日
仕組み実装室では、業務改善の便利さだけでなく、業務データの扱いまで含めて仕組みを設計します。
本方針は、GANCHAN 11号が運営する「仕組み実装室」における、ご相談、提案、開発、テスト、納品および保守の各段階での、AI・顧客データ・外部サービスの基本的な取扱方針を示すものです。
実際の取扱条件は案件ごとに確認し、見積書、提案書、業務委託契約書、秘密保持契約書その他の合意内容に定めます。個別の合意と本方針が異なる場合は、個別の合意を優先します。
01基本方針
仕組み実装室では、次の方針に基づいてAIとデータを取り扱います。
- AIの利用を目的にせず、業務上必要な範囲で利用します。
- 取り扱うデータを必要最小限にします。
- 個人情報や顧客固有情報は、可能な限り匿名化またはダミーデータへ置き換えます。
- 個人情報や機密情報を外部AIのモデル学習に利用させない契約・設定を選択します。
- AIの出力をそのまま最終判断とせず、必要な確認工程を設けます。
- 使用するサービス、保存期間、削除方法、費用負担を事前に確認します。
- 内容とリスクをご説明し、双方が了承した条件でのみ開発を進めます。
02ご相談時のデータ
初回のお問い合わせフォームには、機密資料やファイルを直接アップロードする機能を設けません。
初回相談では、現在の作業方法、お困りごと、使用しているサービスなど、業務の概要を伺います。個人情報、顧客情報、未公開資料、実際の帳票、認証情報などは、初回フォームへ記載しないようお願いいたします。
資料の確認が必要な場合は、次のいずれかの方法をご案内します。
- 個人情報や機密情報を除去したサンプルデータのご提出
- Google Meet等での画面共有
- 秘密保持契約の締結後に、必要最小限の資料を受領
- 当方が用意したダミーデータによる検証
03取り扱うデータの区分
案件の受付可否と取扱方法は、業種ではなく、利用目的とデータの内容を確認して判断します。
通常対応
通常の開発フローで対応します。
条件付き対応
必要に応じて、秘密保持契約、顧客名義の利用環境、アクセス権限、保存場所、保存期間および削除方法を決めたうえで対応します。
原則としてお受けしないデータ
上記に該当しない場合でも、情報の量、利用目的、保管方法または事故発生時の影響が大きいと判断した案件は、お断りすることがあります。
04顧客名義の環境を基本とします
業務で継続使用するAIサービス、API、クラウド、サーバー、ドメインその他の外部サービスは、原則としてお客様名義でご契約いただきます。
これにより、納品後もお客様自身で次の事項を管理できる状態を基本とします。
- 契約内容
- 利用料金
- アカウントおよび権限
- 入出力データ
- 利用履歴
- 解約および移管
保守または管理サービスとして当方名義の環境を使用する場合は、費用、管理範囲、データの所在、契約終了時の移管方法を別途定めます。
05生成AIへの入力と機械学習
個人情報、顧客固有情報または機密情報を生成AIで取り扱う場合は、入力データがAI提供事業者のモデル学習に利用されない契約プラン、APIまたは設定を選択します。
有料プランであることだけを理由に安全と判断せず、案件開始時点で次の事項を確認します。
- 入力データがモデル学習へ利用されるか
- 入出力データが保存されるか
- 保存される場合の期間
- 履歴の削除方法
- 管理者による利用制限が可能か
- 利用規約およびプライバシーポリシー
確認した条件が案件に適さない場合は、匿名化、ダミーデータへの置換、別サービスへの変更、AIを使用しない方法への変更、または案件の辞退をご提案します。
06AIの精度と確認工程
AI、OCRその他の自動処理は、常に正確な結果を出すものではありません。誤認識、不正確な出力、抜け漏れ、表記揺れ、想定外の回答が発生する可能性があります。
仕組み実装室では、案件ごとに次の事項を確認します。
- 想定する入力データ
- 求める出力結果
- 許容できる誤差
- 人による確認が必要な箇所
- エラー発生時の処理
- テスト条件および判定基準
AIの精度限界と想定されるリスクをご説明し、ご了承いただいた場合にのみ契約します。業務上重要な結果については、お客様または担当者による最終確認を前提とします。
07原則としてお受けしない用途
次のような、人の権利、生命、健康または財産へ大きな影響を与える用途は、原則としてお受けしません。
原則としてお受けしない用途
- 病気の診断や治療方針を決定する
- 投資、融資、保険加入等を自動判断する
- 法律または税務上の最終判断を行う
- 採用、解雇、人事評価等をAIだけで決定する
- 本人確認または生体認証を行う
- システム停止や誤作動が人命または財産へ重大な影響を与える
- 違法行為、権利侵害、不正アクセスその他の不適切な目的で利用する
医療、金融その他の専門業種からのご相談であっても、一般的な集計、書類整理、情報転記など、上記の判断に関与しない事務改善は内容を確認したうえで対応できる場合があります。
08開発中のデータ管理
開発に必要な実データを受領する場合は、対象、保存場所、アクセスできる者、保存期間および削除方法を案件ごとに確認します。
当方では、次の措置を基本とします。
- 受領するデータを必要最小限にする
- アクセスできる環境を限定する
- APIキー、パスワード、認証情報をソースコードへ直接記載しない
- 認証情報とデータを必要に応じて分離して管理する
- 不要になった共有リンクやアクセス権限を解除する
- 納品物へ顧客データや認証情報を残さない
第三者のデータをお客様からご提供いただく場合は、お客様の責任において、そのデータを当方へ提供し、開発目的で利用させるために必要な権限、同意その他の適法な根拠をご確認いただきます。
09保存期間と削除
開発用に受領した実データは、必要最小限の期間のみ保持します。
保守契約がない場合は、原則として次の取扱いとします。
- 開発およびテスト中は、動作確認に必要な範囲で保持します。
- 検収後30日間は、不具合確認に必要な範囲で保持する場合があります。
- 無料保証期間の終了後、当方が保持する個人情報および顧客固有情報を含む実データを削除します。
次の情報は、個人情報、機密情報および顧客固有情報を除去した状態で保持する場合があります。
- ソースコード
- 実行ファイル
- 設定のひな型
- ダミーデータ
- 汎用的な部品
- 開発および改善に関するノウハウ
保守契約中であっても、お客様環境にある本番データの複製を、当方が恒常的に保持することは原則として行いません。
クラウドサービス等のバックアップ領域に削除済みデータが一時的に残る場合は、当該サービスの通常の更新・消去サイクルに従い削除され、障害復旧以外の目的では利用しません。
10外部サービスの利用
案件では、AI、OCR、クラウド、API、サーバーその他の外部サービスを使用する場合があります。
使用するサービスは、機能だけでなく、利用規約、データの取扱い、保存期間、機械学習への利用、料金および提供継続性を確認したうえでご提案します。
外部サービスの利用料およびAPI料金は、原則としてお客様にご負担いただきます。
外部サービスの仕様変更、料金改定、障害、提供終了その他の当方が管理できない事由による影響は、無料保証の対象外です。対応が必要な場合は、保守契約または追加のお見積もりにより対応します。
11事故等が発生した場合
当方が取り扱うデータについて、漏えい、紛失、誤送信、不正アクセスその他の事故またはそのおそれを認識した場合は、状況の確認、影響範囲の特定、アクセス停止その他の必要な初動対応を行います。
お客様への報告、関係事業者への連絡、本人への通知または関係機関への報告が必要な場合は、適用される法令および個別の契約に基づいて対応します。
12お客様へのお願い
安全に開発を進めるため、次の事項へのご協力をお願いいたします。
- 初回フォームへ個人情報や機密資料を記載・添付しない
- 提供するデータの利用権限や本人同意等を確認する
- 不要な個人情報や認証情報を削除してから共有する
- アカウントや認証情報を複数人で使い回さない
- AIの出力を重要な判断へ使用する場合は、人による確認を行う
- 外部サービスの利用規約や料金変更を確認する
- データの内容または利用目的が変わる場合は事前に連絡する
13本方針の変更
法令、ガイドライン、利用する技術または提供内容の変更に応じて、本方針を変更することがあります。
重要な変更を行った場合は、本ページへの掲載その他の適切な方法でお知らせします。
14お問い合わせ
本方針または案件におけるデータの取扱いについては、仕組み実装室のお問い合わせフォームからご連絡ください。
- 運営
- GANCHAN 11号
- サービス名
- 仕組み実装室
- お問い合わせ
- お問い合わせフォーム
- 制定日
- 最終改定日