請求書PDFを見ながら行っていたExcel入力を自動化
形式の違う請求書PDFから必要な項目を読み取り、確認しやすいExcelの一覧にまとめます。
- INPUT
- 請求書PDF
- PROCESS
- 文字読取・項目判定・データ整形
- OUTPUT
- 確認済みのExcel一覧
- 参考価格
- 20万円〜(目安)
- 制作期間
- 約3〜4週間(目安)
CASE FILE
Web制作会社向けに、作業ごとの工数を入れると「最低受注額」「推奨見積額」「値引き可能額」を計算し、見積額が採算的に安全かどうかを判定したうえで、見積書をExcelで出力するローカルツールを開発しました。
一部の情報を匿名化しています。掲載している画面は、実際の画面をもとにサンプルデータで再現したものです。
BEFORE
改善前
見積もりのルールがなく、相場や前回の金額を参考に、担当者がその都度金額を考えている。
IMPLEMENTATION
導入した仕組み
社内の見積ルールを登録し、工数を入れるだけで採算を確認して、見積書をExcelで出力するツール。
AFTER
改善後
同じルールで金額が決まり、採算の確認から見積書の作成までを短時間で終えられる。
01PROBLEM
ご相談前の状況
Web制作の見積もりについて、社内に決まったルールがありませんでした。案件のたびに、相場を調べたり前回の案件の金額を思い出したりしながら、担当者が「なんとなく角の立たない数字」に着地させていました。
そのため、見積もりの作成に時間がかかるうえ、金額の根拠を説明しにくく、採算が取れているかどうかも出してみるまで分かりません。必要なのは相場ではなく、自社の条件から採算を先に出しておくことでした。
02SOLUTION
まず、時間単価・粗利率・リスクバッファ・端数処理といった見積もりのルールを決め、ツールに登録できる形にしました。計算方式は、時間単価で考える方式と、社内原価に粗利を乗せる方式の2つを用意しています。リスクバッファは作業時間にだけ上乗せし、外注費や確定している経費には掛けないなど、実務に合わせて計算の線引きをしました。
計算と判定にはAIを使わず、同じ入力なら必ず同じ金額になることを優先しています。工数の初期値はあえて空欄にし、根拠のない数字が基準にならないようにしました。一方、制作ではAI(Claude Code)を活用し、開発を効率化しています。
03FLOW
04FEATURES
時間単価・粗利率・リスクバッファ・端数処理などを社内ルールとして登録し、誰が使っても同じ基準で計算します。
時間単価方式と、原価・粗利方式を切り替えられます。
見積予定額を、安全圏/要検討/危険/赤字の段階で判定します。
打ち合わせ・修正対応・テストなど、抜けやすい作業の時間が0のままなら確認事項として表示します。桁や単位の打ち間違いも検知します。
工程ごとにまとめた明細と税込金額を記載した見積書を、Excelファイルで出力します。
インターネットに接続せずに動作し、見積情報を外部へ送信しません。
05SCREEN



06RESULT
これまでなかった見積もりのルールを決め、ツールに組み込んだことで、誰が作っても同じ基準で金額が決まるようになりました。工数を入れるだけで、受けてよい金額の下限と本来提示すべき金額、値引きできる上限が分かります。
採算の確認から見積書の作成までが一続きになり、見積もりにかかる時間の短縮につながりました。見落としやすい作業も指摘されるため、金額を出す前に見直せます。
07SCOPE
08DATA & AI
09INFORMATION