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CASE FILE

CASE STUDY 案件・進行管理

受託開発の確認事項111項目を12工程で管理し、書類まで作れる案件管理システム

受託開発の案件を、問い合わせから実績掲載まで12工程・111の確認項目に沿って進める社内用の案件管理システムを開発しました。契約前の着手や期限漏れを画面上で警告し、見積書・契約書・請求書などの書類も案件情報から作成します。

業種
受託開発(個人事業)
制作期間
約1ヶ月
参考価格
40万円
開発形式
Webアプリ(パソコン内で動作)

一部の情報を匿名化しています。掲載している画面は、架空の案件を入れたサンプルデータで撮影したものです。

  1. BEFORE

    改善前

    Excelのチェックリスト(12工程・111項目)と、10種類以上の書類ひな形を、その都度開いて管理している。

  2. IMPLEMENTATION

    導入した仕組み

    チェックリストとひな形をそのまま取り込み、工程の確認・警告・書類作成を一つにまとめた案件管理システム。

  3. AFTER

    改善後

    各案件の現在地と次にやることが一目で分かり、必要な確認を終えてから次の工程へ進める。

01PROBLEM

どのような作業に困っていたか

ご相談前の状況

受託開発の案件を、Excelのチェックリスト(12工程・111項目)と、Word・Excelで作った10種類以上の書類ひな形で管理していました。確認すべきことは揃っていても、どの案件がどこまで進んでいて、次に何をすべきかは、ファイルを開いて確かめるまで分かりません。

契約・入金・検収・保証・データ削除といった期限や、不具合と仕様変更の区別など、守るべきルールを担当者の記憶に頼っている状態でした。将来、人が増えても同じ品質で運用できるよう、必要な確認を終えてから次の工程へ進める仕組みが求められていました。

利用する方
事業者本人(1名)
これまでの管理方法
Excelのチェックリスト(12工程・111項目)と、Word・Excelの書類ひな形10種類以上
困っていたこと
案件ごとの現在地が分かりにくい、期限やルールの確認が記憶頼み
求められたこと
期限漏れを防ぐ、不具合と仕様変更を区別する、案件情報を書類へ自動で差し込む

02SOLUTION

課題に対して、どのような仕組みを組み立てたか

新しい管理方法を一から作るのではなく、すでにあるチェックリストと書類ひな形をそのまま取り込む形でシステム化しました。ひな形は差し込み用に流用し、元のファイルも残しています。また、「工程(どこまで進んだか)」と「案件の状況(お客さまの返事待ちなど)」を分けて管理し、進み具合と止まっている理由を別々に確認できるようにしました。

警告の判定や書類の作成にはAIを使わず、入力された情報の組み合わせから決まったルールで判定しています。AIは、利用者が自分でChatGPTなどに相談した結果を貼り付けると入力欄が埋まる「補助役」にとどめ、確認項目を完了にするかどうかは人が判断する形にしました。制作ではAI(Claude Code)を活用し、開発を効率化しています。

03FLOW

処理の流れ

  1. INPUT 案件を登録すると、12工程・111の確認項目が自動で用意される
  2. PROCESS 1 確認項目の状態を変えると自動で保存され、進み具合が再計算される
  3. PROCESS 2 必須項目が残ったまま次の工程へ進む場合は、理由の記録を求める
  4. PROCESS 3 入力された案件情報をもとに、契約前の着手や期限切れなどの危ない状態を警告する
  5. OUTPUT 案件情報を書類のひな形へ差し込み、見積書・契約書・請求書などをWord・Excelで出力する

04FEATURES

実装した機能

  • F01

    工程を進める前の確認

    必須項目が残ったまま次の工程へ進もうとすると、理由の記録を求めます。不要な項目は、理由を残して「対象外」にできます。

  • F02

    危ない状態の自動警告

    契約前や入金前の開発、NDA締結前の資料受領、見積と請求の金額違い、支払期限切れなどを「危険・注意・情報」の3段階で知らせます。

  • F03

    ダッシュボード

    進行中の案件、2週間以内の期限、未入金、お客さまの確認待ち、警告を1画面にまとめます。

  • F04

    書類の自動作成

    顧客名・金額・納期などの案件情報を、見積書・契約書・請求書など11種類の書類へ差し込み、Word・Excelで出力します。

  • F05

    AI相談の取り込み

    相談結果を貼り付けると入力欄が埋まります。入力済みの値を上書きする項目は最初からチェックを外し、確認項目は「完了」にせずメモとして記入します。

  • F06

    パソコン内で完結

    データはパソコン内だけに保存し、外部からは接続できない設定にしています。起動のたびに自動でバックアップを取ります。

05SCREEN

画面・操作の様子

  • ダッシュボード画面(サンプル)。進行中の案件、2週間以内の期限、要対応の警告、未入金をまとめて確認できる
  • 工程・確認項目の画面(サンプル)。12工程ごとの進み具合と、工程内の確認項目の状態・期限を一覧で管理する
  • AI相談の取り込み確認画面(サンプル)。貼り付けた相談結果のうち、チェックを付けた項目だけを入力欄へ反映する

06RESULT

導入による変化

Excelと書類ひな形に分かれていた管理を一つのシステムにまとめたことで、各案件の現在地と次にやることを画面で確認できるようになりました。契約前の着手や期限切れなど、見落とすと影響の大きい状態は画面上で警告されるため、記憶に頼らずに確認できます。

一度入力した案件情報は、見積書・契約書・請求書へそのまま差し込まれるため、同じ内容を書類ごとに入力し直す必要もありません。運用を始める前のため、作業時間などの具体的な変化は、運用後に確認していきます。

  • 案件の現在地ファイルを開いて確認 → ダッシュボードで一覧できる
  • ルール・期限の確認担当者の記憶頼み → 危ない状態を画面上で警告
  • 書類の作成ひな形ごとに入力 → 案件情報から自動で差し込み

07SCOPE

対応範囲

  1. 01 ヒアリング (対応)
  2. 02 業務整理 (対応)
  3. 03 提案 (対応)
  4. 04 設計 (対応)
  5. 05 開発 (対応)
  6. 06 テスト (対応)
  7. 07 操作説明 (対応)
  8. 08 公開・環境設定 (対応)

08DATA & AI

データ・AIの取扱い

処理する環境
利用者のパソコン内だけで処理(外部からは接続できない設定)
外部AIの使用
システムの動作には使用しない(AI相談は利用者が手動でコピー&ペースト。制作にはClaude Codeを活用)
機械学習への利用
システムから外部のAIへ自動で送信しないため、学習に使われることはない。AI相談用の指示文には、メールアドレスや電話番号などを含めない
データの保存
顧客・案件情報と出力した書類は、パソコン内にのみ保存(起動のたびに自動でバックアップ)
人による確認が必要な部分
確認項目を「完了」にする判断と、次の工程へ進む判断は、利用者本人が行う

09INFORMATION

案件情報

掲載種別
CASE STUDY(実績)
業務カテゴリー
案件・進行管理
業種
受託開発(個人事業)
開発形式
Webアプリ(パソコン内で動作)
使用環境
Mac・ブラウザ(インターネットには公開しない)
制作期間
約1ヶ月
参考価格
40万円
対応範囲
ヒアリング・業務整理・提案・設計・開発・テスト・操作説明・公開・環境設定

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